バースストーリー② 妊娠〜出産場所選び
Photo by Gareth Davies
<バースストーリー① 受胎まで>からの続きです。
妊娠がわかり、まずは、当時住んでいた東京の東側で助産院を探しました。
フリースタイルで自然に産める場所を。
アメリカで出産ドゥーラという仕事を10年前にしていたため、産む環境、条件について、具体的に希望するものがありました。
しかし!日本の出産事情に無知であった私は、実際に自分が産むことになり愕然。
近所の助産院は、40歳以上は受け入れてもらえないとわかったのです。
ひゃー、どうしたら良いんだろう〜。。。
想定外の状況に、思考停止状態がしばし続きました。
仕方なく、「一応」自然なお産を推奨する大きな病院で、提携している特定の助産師さんに来てもらう「オープンシステム」というスタイルで進めてみようと決意しました。
(オープンシステムではなく病院で産む場合、その時勤務している助産師さんが付きます)
そして、重い気持ちで、検査のために病院に行ったところ、6センチの子宮筋腫があるために帝王切開の可能性を覚悟してくださいと”脅されました”(笑。
容赦ない、現代医学のネガ攻撃!
なので、オープンシステムの話は、あまり聞いてもらえず、流されました。
ここから1ヶ月半くらいは、つわりもありながら、なんかモヤモヤ、メソメソ。
無力感とフラストレーション。
光が見えずにいました。
そして、吹っ切る時が来ました。
もう生理的に病院が耐えられなかったし、直感として、この筋腫は出産の邪魔をしないと感じたので、もう自分で産んじゃえ!と思ったのです。
プライベート出産だ〜!
そう思った時、友人が、以前に出産に付き添わせてもらった時の助産師さんに相談してみたらと提案。
神のお導きとしか言えませんでした。
そして、横浜に新しいクリニックを立ち上げ中のやよいさんと会うことに。
私が不安を持っていないことを見抜いてくれて、なんと自宅出産を受け入れてくれたのです。
あっぱれなやよいさん。
宇宙を信頼しているからできること。
だって、自分の立場を守りたかったら、いわゆるダブルリスクの私なんか断るでしょう。
こちらのクリニックに変えてからは、検診は本当にシンプル。
血圧、体重、尿検査。
超音波の検診も、必要な時だけ。
いつも、「大丈夫」と言ってくれました。
一度も嫌な思いをしなかったし、不安にさせられたことがありませんでした。
最高のコーチング、ケアギバーの鏡ですね。
いわゆる高齢出産なので、普通の病院なら検査続きのはず。
「もしも」のことが中心で、不安がベースになってきます。
それにしても、病院の検査って、、、嫌です。
内診(膣から超音波の検診をすること)が当たり前のようになってるけど、あれって、そんな頻繁にする必要ないと思うし。
そして、あの、足が自動で開かれる検査の時の椅子、カーテンかけて下半身が別になってる状況。ああ、耐え難い。。。
出産は病気でない。
こんなシンプルな事実に気づきたいです。
「どうしたら、気持ちよく幸せに産めるのか」が優先順位の一番にくると良いのに。
出来事って、中心にしてる設定によって起きてきます。
「危険な状況にならないように」という設定がメインだと、何を引き寄せていくか、想像がつきますね。。。そう、その危険な状況と怖れです。
<バースストーリー③ 妊娠〜セルフケア>へと続く
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