ロイヤルブルーの世界で〜バースストーリー③
Photo by 贝莉儿 NG
なおこさんのバースストーリです。出産を振り返った時に、こんな静かな印象が残っていることがあるんだなあと、とても興味深く聞かせていただきました。
助産院での出産を選ばれたのは、安心感の中、すべての生命の力を信じて、自然なお産がしたかったという理由からとのこと。助産師さんとの信頼関係も素晴らしいですし、なおこさん自身が、自分の感覚を大事に、信じていらっしゃった様子が伝わってきました。
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第一子出産の時のことです。
検診のたびに、信頼と安心を与えてもらっていた助産院での里帰り出産でした。
自然分娩に向けて、自然のリズムを意識した暮らしや妊婦生活を楽しみ、ウォーキングなどの時間も大切に過ごしていました。
夜の破水から始まり、自分がより安心できる選択ということで、すぐ助産院に身を寄せさせてもらいました。
時おり襲われる陣痛の痛みや未知なるものへの不安、恐怖心を前に、私は呼吸(とくに吐く息)に意識を向け、パニックになりそうな自分をやり過ごすようにしました。
16時間という時間の記憶は途切れ、途切れですが、でも、たしかに覚えているのは、
私はロイヤルブルーの世界の中に居たということ。
そしてまるで、小舟に横たわり、ロイヤルブルーの中で川をゆったりと流れに身を任せ、下っているような感覚。
大好きなアロマの香りや足浴にも助けられ、助産師さんの寄り添うサポートがなにより心強かったです。
出産直後、へその緒のついたままの娘を胸の上にのせてもらったときは、自然に涙が溢れ、言葉では言い表せない至福の想いを感じることができました。
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内面の旅が感じられるバースストーリーですね。
妊娠中に特別な呼吸法を練習されたのではないとのことですが、
陣痛がある間、吐く息と共に、肩や身体の力を抜くことや、後半はお腹の赤ちゃんにもうすぐ会えることをたくさんイメージしたと、教えていただきました。
やはりリラックス!ですね。
なおこさん、ありがとうございました。
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