ラウレア・バース 気持ち良いお産 Ryoko

「オーガズム出産の秘密」という映画を準備中です。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
https://orgasmicbirthjapan.amebaownd.com

出産の可能性って、まだまだ知られていないかも。
みんなでシェアして、研究していきたい!
そんなプロジェクトです。

よろしくお願いいたします。

記事一覧(28)

バースストーリー③ 妊娠〜セルフケア

Photo by Aaron Burden<バースストーリー② 妊娠〜出産場所選び>からの続き妊娠中は、歩くと良いとか、食事のこととか、いろいろ情報があるかと思うのですが、私が強調しておきたいのは、ひたすらにヒーリング!です。癒されていないこと、滞っていることのケア!That’s it!というのも、妊娠〜出産後数ヶ月までは、私にとっては大型台風が通っていくような感じでした。「ザ・浄化」です。今、産まれる子供たちは、これから劇的に変化していく世界に降りてきました。昭和の脳みそからは、思いつかない、全く新しい景色を見るために、この世に来たのです。当然ですが、私の中の古いデータは処分される必要がありました。そのプロセスは、私の場合は、ドラマチックでした。私自身の家系のカルマ、パートナーの家系のカルマ、一切を供養していくような。供養というと、仰々しく聞こえるかもしれませんが、なにか愛が足りない部分に、こじれていた部分に愛を注ぐような、そんなことです。子宮筋腫についても、面と向かって取り組むことになりました。これについては、また別のトピックで書かせていただきますね。悩んでいる女性も多いと思うので。「妊娠中はホルモンの関係で、感情的になる」妊娠〜出産は、そんな表現では収まりきらなかったですし、そんな簡単に扱って欲しくなかったです。変容という壮大なる、神聖なプロセスのど真ん中にいるんですよ!なにしろ理性の蓋は崩壊。無意識から湧き上がる、感情、記憶の洪水。今までの自分が壊れていく恐怖。そんな感情をお腹の子供に味あわせて良いのかという罪悪感。。。そんな時は、できたら、セラピスト、カウンセラー、そういった心の構造の理解がある人に話を聞いてもらうことをお勧めします。身近な女性(例えば自分の母親など)は、自身の体験と比べて話をしがちです。シンプルに共感という部分では良いのですが、その人のトラウマも刺激する場合があり、ややこしくなりがちですので、注意が必要です。自分でやれることとしては、とにかく「許す」こと。全ての感情を認める。怒りも、恐怖も、罪悪感も、全てOK。赤ちゃんは、お母さんを全て受け入れて産まれてきます。大丈夫!それよりも、ネガティブな感情を体験しても、それを乗り越えていく姿まで見せてあげれれば、全て良しかなと思っています。そして、「安心」を感じられることを、たくさん用意すること。徹底して巣作りに励む。シーツは気持ち良いか、好みの香りに囲まれているか、心地いい音楽はあるか、美味しいご飯を食べているか、などなど。そんな余裕なーい!ということも多いと思うけど、それでも、なんとしてでも心地良さの追求を!絶対にプラスになります。私が癒されて、何度も聞いていたのは、ジャスムヒーンさんの愛の瞑想のガイダンスの音源でした。周波数なのでしょうね。聞いていると、愛で包まれ、何の問題もないんだと気づくことができました。赤ちゃんは、愛の塊。光が強ければ、影ができる。影もOK。ただの影だと気づく。気づくと、愛しかないのだと、そう気づく。この「気づき」だけが、出産、子育てを楽にするなあと思うのです。この辺りを、今後掘り下げたいです。<バースストーリー④ 出産>へ続く

バースストーリー② 妊娠〜出産場所選び

Photo by Gareth Davies<バースストーリー① 受胎まで>からの続きです。妊娠がわかり、まずは、当時住んでいた東京の東側で助産院を探しました。フリースタイルで自然に産める場所を。アメリカで出産ドゥーラという仕事を10年前にしていたため、産む環境、条件について、具体的に希望するものがありました。しかし!日本の出産事情に無知であった私は、実際に自分が産むことになり愕然。近所の助産院は、40歳以上は受け入れてもらえないとわかったのです。ひゃー、どうしたら良いんだろう〜。。。想定外の状況に、思考停止状態がしばし続きました。仕方なく、「一応」自然なお産を推奨する大きな病院で、提携している特定の助産師さんに来てもらう「オープンシステム」というスタイルで進めてみようと決意しました。(オープンシステムではなく病院で産む場合、その時勤務している助産師さんが付きます)そして、重い気持ちで、検査のために病院に行ったところ、6センチの子宮筋腫があるために帝王切開の可能性を覚悟してくださいと”脅されました”(笑。容赦ない、現代医学のネガ攻撃!なので、オープンシステムの話は、あまり聞いてもらえず、流されました。ここから1ヶ月半くらいは、つわりもありながら、なんかモヤモヤ、メソメソ。無力感とフラストレーション。光が見えずにいました。そして、吹っ切る時が来ました。もう生理的に病院が耐えられなかったし、直感として、この筋腫は出産の邪魔をしないと感じたので、もう自分で産んじゃえ!と思ったのです。プライベート出産だ〜!そう思った時、友人が、以前に出産に付き添わせてもらった時の助産師さんに相談してみたらと提案。神のお導きとしか言えませんでした。そして、横浜に新しいクリニックを立ち上げ中のやよいさんと会うことに。私が不安を持っていないことを見抜いてくれて、なんと自宅出産を受け入れてくれたのです。あっぱれなやよいさん。宇宙を信頼しているからできること。だって、自分の立場を守りたかったら、いわゆるダブルリスクの私なんか断るでしょう。こちらのクリニックに変えてからは、検診は本当にシンプル。血圧、体重、尿検査。超音波の検診も、必要な時だけ。いつも、「大丈夫」と言ってくれました。一度も嫌な思いをしなかったし、不安にさせられたことがありませんでした。最高のコーチング、ケアギバーの鏡ですね。いわゆる高齢出産なので、普通の病院なら検査続きのはず。「もしも」のことが中心で、不安がベースになってきます。それにしても、病院の検査って、、、嫌です。内診(膣から超音波の検診をすること)が当たり前のようになってるけど、あれって、そんな頻繁にする必要ないと思うし。そして、あの、足が自動で開かれる検査の時の椅子、カーテンかけて下半身が別になってる状況。ああ、耐え難い。。。出産は病気でない。こんなシンプルな事実に気づきたいです。「どうしたら、気持ちよく幸せに産めるのか」が優先順位の一番にくると良いのに。出来事って、中心にしてる設定によって起きてきます。「危険な状況にならないように」という設定がメインだと、何を引き寄せていくか、想像がつきますね。。。そう、その危険な状況と怖れです。私の娘も含め、これから出産する女性には、出産は怖いものでも、ただ痛いだけのものではなく、喜びの体験として欲しい。これが、心からの願いです。<バースストーリー③ 妊娠〜セルフケア>へと続く

「オーガズミックバース」監督来日!

「オーガズミックバース」監督のデボラさん、来日されました!彼女は、ドゥーラ(出産、産後に寄り添うサポーター)、ドゥーラ・トレイナー、チャイルド・バース・エデュケーターです。日本では2回目となるドゥーラワークショップの開催と、ちょうど「オーガズミックバース」日本初上映も間に合い、「喜びの出産」を広める活動が日本でも広がっていきそうですね!左の女性は、NYでドゥーラをされている伊東清恵さん。今回の「オーガズミックバース」の字幕の翻訳チェックなどを一緒にしてくださいました。ワークショップ詳細はこちらです。ドゥーラシップジャパンの方々が、主催です。●出産ドゥーラワークショップ(東京)2018年2月23日(金)~25日(日)(3日間)妊娠中の関わり方、陣痛中の情緒的サポート・身体的サポートのテクニック、コミュニケーション、様々なお産での支援、産後の関わり方などを座学と実践トレーニングで学ぶワークショップ。日本語の逐次通訳付き。●バースワーカーのためのアドバンスドワークショップ ​2018年3月8日(木)日ごろから出産に携わるお仕事をされているバースワーカーの方を対象としたアドバンスドワークショップ。基礎から一歩進んだ出産支援として、回旋異常など工夫が必要な出産でのテクニックや心理的サポートなどの教科書では学べないアプローチを学びます。それから、上映会のお知らせ!デボラさんが会場にいらっしゃる上映会は、2つあります。3月6日(火) 17:00~20:00会場 わなびば333 住所 東京都中央区東日本橋3丁目3-3参加費(軽い夕食付き)  5,500円⇩以下、詳細です。

ロイヤルブルーの世界で〜バースストーリー③

Photo by 贝莉儿 NGなおこさんのバースストーリです。出産を振り返った時に、こんな静かな印象が残っていることがあるんだなあと、とても興味深く聞かせていただきました。助産院での出産を選ばれたのは、安心感の中、すべての生命の力を信じて、自然なお産がしたかったという理由からとのこと。助産師さんとの信頼関係も素晴らしいですし、なおこさん自身が、自分の感覚を大事に、信じていらっしゃった様子が伝わってきました。*※※**************************************第一子出産の時のことです。検診のたびに、信頼と安心を与えてもらっていた助産院での里帰り出産でした。自然分娩に向けて、自然のリズムを意識した暮らしや妊婦生活を楽しみ、ウォーキングなどの時間も大切に過ごしていました。夜の破水から始まり、自分がより安心できる選択ということで、すぐ助産院に身を寄せさせてもらいました。時おり襲われる陣痛の痛みや未知なるものへの不安、恐怖心を前に、私は呼吸(とくに吐く息)に意識を向け、パニックになりそうな自分をやり過ごすようにしました。16時間という時間の記憶は途切れ、途切れですが、でも、たしかに覚えているのは、私はロイヤルブルーの世界の中に居たということ。そしてまるで、小舟に横たわり、ロイヤルブルーの中で川をゆったりと流れに身を任せ、下っているような感覚。大好きなアロマの香りや足浴にも助けられ、助産師さんの寄り添うサポートがなにより心強かったです。出産直後、へその緒のついたままの娘を胸の上にのせてもらったときは、自然に涙が溢れ、言葉では言い表せない至福の想いを感じることができました。************************************内面の旅が感じられるバースストーリーですね。妊娠中に特別な呼吸法を練習されたのではないとのことですが、陣痛がある間、吐く息と共に、肩や身体の力を抜くことや、後半はお腹の赤ちゃんにもうすぐ会えることをたくさんイメージしたと、教えていただきました。やはりリラックス!ですね。なおこさん、ありがとうございました。************************************このプロジェクトを応援してくださる方には、クラウドファンディングという形でご協力いただいています。上映会へのご参加あるいはDVD、また各映画エンドロールへのお名前記載のお返しを準備しています。以下からお選び頂き、それぞれの項目をクリックするとお支払いに進めますので、ご協力よろしくお願いします!